【8月31日 Xinhua News】中国の電子商取引（EC）大手、拼多多（Pinduoduo）がこのほど発表した2021年4～6月期決算は、売上高が前年同期比89％増の230億4600万元（1元＝約17円）だった。純損益は前年同期の8億9900万元の赤字から24億1500万元の黒字に転換。非米国会計基準（Non−GAAP）ベースでも前年同期の7720万元の赤字から41億2500万元の黒字となった。

　直近12カ月のアクティブ購入者数は6月30日時点で、前四半期末から2610万人増の8億4990万人。平均月間アクティブユーザー数（MAU）は前年同期比30％増の7億3850万人だった。研究開発費は23億元と前年同期の17億元から40％拡大した。

　今回の決算発表に合わせ、農業の現代化や農村振興の支援を目的とした100億元規模の「農業イニシアチブ」を立ち上げたことも発表。陳磊（Chen Lei）董事長兼最高経営責任者（CEO）は「まずは今四半期の利益全額と向こう数四半期の利益を投入する。金額が100億元に達するまで続ける」と明らかにした。(c)Xinhua News/AFPBB News