【8月29日 AFP】東京パラリンピックは28日、車いすフェンシング女子フルーレ個人B決勝が行われ、イタリアのベアトリチェマリア・ビオ(Beatrice Maria Vio)が連覇を達成した。

 世界で最も有名なパラリンピアンの一人である24歳のビオは、中国の周景景(Zhou Jingjing、ジョウ・ジンジン)を15-9で下し、5年前のリオ大会に続き金メダルに輝いた。

 11歳のときに髄膜炎を患って両腕の肘から先、両脚の膝から先をなくしたビオは、15点目を奪って歓喜の雄たけびを上げると、コーチの腕の中で涙を流した。(c)AFP