【8月27日 CGTN Japanese】26日は、華為(ファーウェイ、Huawei)の孟晩舟(Meng Wanzhou)副会長が拘束されてから1000日目でした。中国外交部の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は米国とカナダに対して、中国政府と広範な民衆の正義の声を直視し、過ちを正し、孟晩舟氏の拘束を解除し、その逮捕令と引き渡し申請を撤回するよう求めました。

 汪報道官は同日の記者会見で、「孟晩舟事件は徹頭徹尾、政治上の事件だ。その本質は、米国がまず画策し、共犯者であるカナダが実行した、中国国民に対する政治による迫害であり、中国企業に対する意図的な圧迫だ」と述べ、カナダについては、米国の政治上の策謀であることと、孟晩舟氏がカナダの法律にいっさい違反していない事実を無視して、不法にも1000日間も拘束し、米国が実施する中国国民に対しての政治上の迫害を行う共犯者になった」と指摘しました。

 汪報道官はさらに、「中国はいかなる形式の政治的脅迫も司法の乱用も受け入れず、自国民が他国の政治的迫害の犠牲者になることを許さない。中国メディアがネットで孟晩舟氏の無条件即時釈放を求める署名運動を始め、現在までに1500万人近くの署名を集めた」と説明し、中国政府と広範な民衆の正義の声を直視し、過ちをただちに正し、孟晩舟氏に対する拘束を解除し、その逮捕令と引き渡し申請を撤回して、中国に帰国させることを米国とカナダに求めました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News