【8月27日 AFP】英イングランド北部のチェスター動物園(Chester Zoo)で、南米原産の絶滅危惧種で「陰のうガエル」との愛称で呼ばれることもあるカエルが初めて展示されている。

 展示されているチチカカミズガエルは、南米ボリビアとペルーの国境付近に位置する湖に生息することにちなみ、その名が付けられた。水生カエルとしては世界最大で、一生の大半を湖底で過ごし、たるんだ皮膚のひだを使って水中の酸素を吸収して暮らしている。

 同動物園では現在、チチカカミズガエル20匹を飼育しており、国際的な保護活動の一環として新たな見識を得るため、専門家らは行動研究を続けている。

 映像は動物園より26日提供。(c)AFP