【8月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は446万1431人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億1379万5270人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 25日には世界全体で新たに1万1899人の死亡と76万7147人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の2322人。次いでインドネシア(1041人)、メキシコ(986人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに63万2272人が死亡、3822万3219人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は57万6645人、感染者数は2064万5537人。以降はインド(死者43万6365人、感染者3255万8530人)、メキシコ(死者25万5452人、感染者327万1128人)、ペルー(死者19万8031人、感染者214万5051人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの601人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(297人)、チェコ(284人)、北マケドニア(276人)、ブラジル(271人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が142万8463人(感染4289万2425人)、欧州が123万9750人(感染6230万5710人)、アジアが76万3411人(感染4922万3734人)、米国・カナダが65万9125人(感染3970万707人)、アフリカが19万1774人(感染762万6700人)、中東が17万7242人(感染1193万2691人)、オセアニアが1666人(感染11万3312人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP