【8月29日 CGTN Japanese】中国石油(ペトロチャイナ)は25日に記者会見を行い、「大慶油田のシェールオイルについて審査の結果、12億6800万トンとする予測地質埋蔵量が認められた。今後、石油・ガス規模の総量増加が見込まれる」と発表しました。

 大慶油田は第14次五カ年計画(2021―2025年)期間中、新たな石油地質埋蔵量が10億トンとなり、シェールオイルの年間生産量は100万トン以上に達する見通しです。

 中国の5大シェールオイル密集区は、新疆ウイグル自治区北部のジュンガル盆地、陝西・山西・甘粛・寧夏・内モンゴルの5つの省と自治区にまたがるオルドス盆地、四川盆地、黒竜江・吉林・遼寧の3省にまたがる松遼盆地、山東・河北・遼寧・江蘇・天津の5つの省と市にまたがる渤海湾盆地です。

 シェールオイルの用途は広く、分留と精製を経て燃料、潤滑油、アスファルト、パラフィンなどの製品を生産できます。シェールオイルから抽出された化学工業原料はプラスチック、合成ゴム、衣類、医療用品、清掃用品、食品、化粧品、農薬、化学肥料などに加工することができます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News