【8月25日 CGTN Japanese】アフガニスタン・タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官は現地時間24日午後5時30分、首都カブールのメディアセンターで2回目の記者会見を主催しました。

 席上、ムジャヒド報道官は、「米軍全員が軍隊の撤退合意に基づき、31日までに撤退しなければならない。いかなる遅延の請求も受け入れない」と明らかにしました。

 また、ムジャヒド報道官は、「アルカイダを含むいかなるテロ組織のアフガンの領土を利用したテロ行為、また周辺諸国にマイナスとなる行為も許さない。タリバンは政府各部門の責任者を任命した。銀行と通貨両替地点は26日に営業を開始し、正常な生活秩序は次第に回復する見込みだ。タリバンは国際医療衛生機関と協力を行い、医療サービスのレベルを引き上げるほか、小中学校と大学の状況に基づいて授業を再開する予定だ。都市部にはある程度混乱状態が現れ、関連するうわさが流されたが、タリバンはこれら問題を着実に解決している。衛生、医療、交通、安全部門の公務員は仕事を再開するよう呼び掛ける」と述べました。

 ムジャヒド報道官は「タリバンは海外の軍隊に協力した通訳の安全を確保する」と表明し、通訳らに祖国を離れないよう呼び掛けました。また、「海外の民間人が撤退し終わったら、タリバンは空港を完全にコントロールする。いかなる外国の軍隊も国内に存在することを許さない。タリバンはアフガニスタンにあるいかなる外国大使館の建物にも入らない上、その周辺地域の安全を確保する」と改めて強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News