【8月23日 CGTN Japanese】(更新)中国中央広播電視総台(CMG、チャイナ・メディア・グループ)傘下の中国国際テレビ局(CGTN)は19日、カタール駐在アフガニスタン・タリバン事務所のシャヒーン報道官に独占インタビューしました。

 シャヒーン氏は、タリバンの建国目標と計画に言及して「各方面が現在、新政権の樹立について協議している。タリバンの代表団は協議のためにカンダハル州へ赴いた。タリバンは開放的で包容力あるイスラム政権の樹立を目指している。早期に完了できる見込みだ」と述べました。

 アフガニスタン政府の構成について、シャヒーン氏は「将来、アフガニスタン政府は有識者や政治家などを招き入れる。タリバンの既存の枠組みに基づいて執政委員会を設立する。新政権の首脳はタリバンの幹部が担当する可能性がある。タリバンとその他の人々は共同で新政権を組織する」と説明しました。

 シャヒーン氏は女性の権利保護、自由の享受について「現在、タリバンがコントロールする地域内で、女性は自由を享受しており、社会生活に正常に参加できる。女性は自分の仕事によってベールの様式を選ぶことができる。自分で選択できる」と語りました。

 再建と平和維持について、シャヒーン氏は「中国は一貫して、アフガニスタンの平和再建の面で役割を果たしてきた。特に平和と和解を推進するプロセスで中国は建設的な役割を果たした。中国は先ごろ、新たなアフガニスタン問題担当特使を任命した。我々は、中国が将来もアフガニスタンの建設に貢献してくれることを希望している。アフガニスタン国民は非常に期待している」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News