レアルが敵地で引き分け ビニシウスの終盤の2点で追いつく
このニュースをシェア
【8月23日 AFP】21-22スペイン1部リーグは22日、第2節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はギャレス・ベイル(Gareth Bale)の2019年以来となるリーグ戦でのゴールで先制すると、交代で入ったビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)が終盤に2得点をマークし、レバンテ(Levante)と3-3で引き分けた。
アウェーでの一戦に臨んだレアルは5分、前線に抜け出したカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)がボールを折り返すと、ベイルがシュートを流し込んで先制した。
前半を支配しつつも追加点を奪えなかったレアルは、後半開始直後にロヘル・マルティ(Roger Marti)に同点弾を許すと、57分にはホセ・カンパーニャ(Jose Campana)にボレーシュートを決められ、レバンテに逆転された。
レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督はすぐさまベイル、イスコ(Isco Alarcon)、エデン・アザール(Eden Hazard)を同時に下げ、新たに3選手を投入した。
レアルは73分、そのうちの一人だったビニシウスがカゼミーロ(Casemiro)のパスに抜け出し、相手DFにマークされながらもシュートをサイドネットに流し込んで追いついたが、79分には相手のFKがダビド・アラバ(David Alaba)に当たったこぼれ球を至近距離からロベルト・ピア(Roberto Suarez Pier)にゴールへ蹴り込まれ、スコアを2-3とされた。
しかし85分、ゴールエリアに近い場所でボールを受け取ったビニシウスがGKアイトール・フェルナンデス(Aitor Fernandez)の頭上を越える浮き球のシュートを放つと、これがファーポストに当たってネットに吸い込まれ、レアルが試合を振り出しに戻した。
レバンテは87分、レアルのカウンターを止めようとペナルティーエリアの外でハンドをしたフェルナンデスが退場となった。すでに交代選手の数を使い切っていたためDFのベソ(Ruben Miguel Nunes Vezo)がゴールを守ることになったが、レアルは逆転となるゴールを決められなかった。
この試合の前には、昨シーズンの王者アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)がホームでエルチェ(Elche CF)に1-0で勝利。
2-1で勝利したセルタ(Celta de Vigo)との開幕戦で2得点を奪ったアンヘル・コレア(Angel Correa)が39分に決勝点を挙げ、2連勝のアトレティコが首位に浮上している。(c)AFP/Patxi VRIGNON-ETXEZAHARRETA