【8月23日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは22日、第2節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は自身2度目のクラブデビューを飾ったロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の得点などで、2-0でアーセナル(Arsenal)に勝利した。

 クラブ史上最高額の9800万ポンド(約146億円)の移籍金でイタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)から加入したベルギー代表のルカクは、ロンドンダービーの開始15分に得点を挙げ、すぐさま巨額の投資に見合う活躍を披露した。

 さらに、ルカクの先制点をクロスでお膳立てしたリース・ジェームズ(Reece James)が35分に追加点を挙げたチェルシーは、タイトル獲得に向けて完封での2連勝と非の打ちどころのないスタートを切った。

 一方で、ハーフタイム時にブーイングを浴びせられたミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督率いるアーセナルは、開幕節のブレントフォード(Brentford FC)戦に続く連敗で勝ち点もゴールもなしとなっている。

 同日の試合で、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はハリー・ケイン(Harry Kane)が今季初出場を飾ったウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦で1-0の勝利を収めた。

 チームが13年間トロフィーに見放されている中、8月31日の移籍市場最終日を前にマンチェスター・シティ(Manchester City)への移籍を希望しているケインは、公式戦2試合を欠場したものの、休暇を終えて復帰するとこの日は途中出場した。

 チームはケインの投入を前に、デレ・アリ(Dele Alli)が10分に決めたPKで先制し、そのままウルブスに勝利した。

 またマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、サウサンプトン(Southampton FC)と1-1で引き分けた。

 前節リーズ・ユナイテッド(Leeds United)に5-1で大勝していたユナイテッドだったが、セント・メリーズ(St Mary's Stadium)でフレッジ(Fred)がオウンゴールを献上して追いかける展開に。それでもメイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)のゴールで追いついたユナイテッドは、失望の中で敵地を後にしたが、プレミアリーグのアウェー戦無敗記録を27試合に伸ばしてアーセナルに並んだ。(c)AFP