【8月23日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、AIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2021)は22日、英カーヌスティ(Carnoustie)のカーヌスティ・ゴルフリンクス(Carnoustie Golf Links、パー72)で最終日が行われ、アンナ・ノードクイスト(Anna Nordqvist、スウェーデン)が通算12アンダーで優勝を飾り、通算3度目のメジャータイトルを獲得した。

 ノードクイストはこの日「69」でスコアを3ストローク伸ばし、ジョージア・ホール(Georgia Hall、イングランド)、マデレーン・サグストロム(Madelene Sagstrom、スウェーデン)、リセット・サラス(Lizette Salas、米国)に1打差をつけ、2009年の全米女子プロ選手権(McDonald’s LPGA Championship 2009)と2017年のエビアン選手権(The Evian Championship 2017)に続くトロフィーを獲得した。

 経験豊富な34歳のノードクイストは、同組のナナ・コルツ・マドセン(Nanna Koerstz Madsen、デンマーク)と首位タイに並んで最終18番を迎えたが、パーセーブで勝利を確定させた。一方でマドセンは2打目でバンカーに打ち込むと最終的にダブルボギーをたたき、先月のエビアン選手権(The Evian Championship 2021)を制したミンジ・リー(Minjee Lee、オーストラリア)とともに、通算10アンダーの5位タイに終わった。

 初日を終えて首位グループを形成していた東京五輪金メダリストのネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は、18番で長距離のバーディーパットを沈めたものの「72」でホールアウトし、通算6アンダーの13位タイだった。

 日本勢では古江彩佳(Ayaka Furue)が通算5アンダーで20位タイ、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)は通算3アンダーで26位タイ、渋野日向子(Hinako Shibuno)は通算1アンダーで34位タイだった。また笹生優花(Yuka Saso、フィリピン)は、通算イーブンパーの39位タイに終わった。(c)AFP