【8月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は442万3173人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億1130万7660人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 21日には世界全体で新たに8835人の死亡と56万3387人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1030人。次いでメキシコ(847人)、ロシア(762人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに62万8303人が死亡、3767万3305人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は57万4209人、感染者数は2055万6487人。以降はインド(死者43万4367人、感染者3242万4234人)、メキシコ(死者25万2927人、感染者321万7415人)、ペルー(死者19万7818人、感染者214万1235人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの600人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(296人)、チェコ(284人)、北マケドニア(271人)、ブラジル(270人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が142万897人(感染4262万4954人)、欧州が123万2372人(感染6167万9665人)、アジアが75万557人(感染4855万2188人)、米国・カナダが65万5093人(感染3913万9890人)、アフリカが18万8674人(感染750万7205人)、中東が17万3951人(感染1169万6869人)、オセアニアが1629人(感染10万6894人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP