【8月22日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2021)は21日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は6-2、7-5でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)を下し、今季6度目の決勝進出を果たした。

 バーティは12本のサービスエースをたたき込んで5度のブレークに成功。ウイナーはケルバーの16本に対し29本だった。また、今季通算39勝はアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)を一つ上回りシーズン最多となった。

 バーティは22日の決勝でジル・タイシュマン(Jil Teichmann、スイス)と対戦する。タイシュマンは準決勝で第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)に6-2、6-4で勝利し、自身通算4度目、マスターズ1000(ATP Masters 1000)では初の決勝進出を決めた。

 世界76位の24歳は、2年前にWTA 250のパレルモ国際(Internazionali Femminili di Tennis di Palermo)とプラハ・オープン(Prague Open)で優勝している。

 3回戦で大坂なおみ(Naomi Osaka)を、準々決勝で東京五輪女王のベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)を下したタイシュマンは約1時間20分でプリスコバを退け、今季トップ10選手との戦績は4勝0敗となった。(c)AFP