【8月20日 CGTN Japanese】 Eコマースや近代化した物流システムが、中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)名産の果物「ハミウリ」の販路拡大に一役買っています。

 新疆のハミウリは独特な甘さと芳しさで広く知られている名産です。1980年代、新疆から4000キロ余り離れた中国南部、広東省(Guangdong)まで輸送するには少なくとも1週間かかっていましたが、高速道路、高速鉄道、空港の整備により、現在は収穫から24時間以内に全国の至る所に輸送できるようになりました。 

 また、ハミウリの販売にEコマースも活用されています。地元住民のアドリジャン・アブドゥリさんが経営しているネット店舗では、ピーク時1日平均でおよそ6000件の注文が入り、1日の販売量は30トンに達するということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News