【8月20日 AFP】シンガポールの人気ユーチューバーが19日、複数の10代の少年に金銭を渡してみだらな行為などをしたとして起訴された。

「ディー・コッシュ(Dee Kosh)」の名前でユーチューブ(YouTube)で活動していたダリル・イアン・コーシー(Darryl Ian Koshy)被告(32)は、カメラに向かって話したり友人と会話をしたりする番組で人気を博し、地元ラジオ局のDJとしても知られていた。

 しかし、ソーシャルメディアのユーザーらが昨年、コーシー被告にみだらな行為やプライベートメッセージで裸の写真を送るよう要求されたと告発した。中にはスクリーンショットを投稿する人もいた。

 地元メディアによると、19日に出廷したコーシー被告は、7件の罪で起訴された。

 コーシー被告は、15~17歳の少年に金銭を渡してみだらな行為をしたり、わいせつ動画を制作したり、所持したりしていたとされる。

 ユーチューブチャンネルの登録者数36万7000人のコーシー被告は、有罪となれば、長期の禁錮刑と高額の罰金刑が科される。

 コーシー被告は昨年、インスタグラム(Instagram)への投稿で、15歳とのメッセージのやりとりに「問題」があり、「不適切」だったと認める一方、性的な目的で誘い出すつもりはなかったと主張していた。(c)AFP