【8月20日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2021)は19日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-3、3-6、3-6でジル・タイシュマン(Jil Teichmann、スイス)に逆転負けを喫した。

 今季メジャー最終戦の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)に向けた前哨戦で、世界ランキング2位の大坂はこの試合が今季では最も手痛い敗戦の一つとなった。

 一方、世界76位のタイシュマンは、四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る強豪を相手に、最終セットは3ゲームをブレークするなどして約2時間で勝負に決着をつけ、キャリア最高の番狂わせで準々決勝に駒を進めた。
 
 この日17本のウイナーにとどまった大坂が、41本のアンフォーストエラーを犯したのに対し、タイシュマンは21本のウイナーをたたき込み、凡ミスも29本に抑えた。(c)AFP