【8月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間19日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は439万2364人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億919万2770人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 18日には世界全体で新たに9752人の死亡と67万8470人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1492人。次いでブラジル(1064人)、メキシコ(940人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに62万4253人が死亡、3715万5209人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は57万1662人、感染者数は2045万7897人。以降はインド(死者43万3049人、感染者3232万2258人)、メキシコ(死者25万469人、感染者315万2205人)、ペルー(死者19万7659人、感染者213万7295人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの599人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(296人)、チェコ(284人)、ブラジル(269人)、北マケドニア(268人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が141万3850人(感染4235万3426人)、欧州が122万7474人(感染6117万9475人)、アジアが74万93人(感染4801万7700人)、米国・カナダが65万1011人(感染3861万3947人)、アフリカが18万6486人(感染737万7230人)、中東が17万1849人(感染1154万7970人)、オセアニアが1601人(感染10万3029人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP