【8月19日 AFP】米保健当局は18日、全国民を対象とした新型コロナウイルスの追加接種(ブースター接種)を承認したと発表した。追加接種の開始は9月20日からで、規定回数の接種終了から8か月経過した人が対象となる。

 当局は発表で、ワクチンの感染予防効果が時間の経過とともに低下することは「現在あるデータからは非常に明らか」だと指摘。感染力の強い変異株「デルタ株」への感染拡大に関連し、軽症・中等症を予防する効果も低下している証拠が出てきていることから、ブースター接種が必要だとの結論に達したと説明した。(c)AFP