【8月19日 Xinhua News】ロシア鉄道とカザフスタン国家鉄道、ベラルーシ鉄道の3社が共同で運営する「ユナイテッド・トランスポート・アンド・ロジスティクス・カンパニー・ユーラシア鉄道アライアンス(UTLC ERA)」のアレクセイ・グロム最高経営責任者(CEO)はこのほど、新華社のインタビューに対し「中欧班列(中国-欧州間の国際定期貨物列車)の貨物は種類が絶えず拡大し、輸送量も増え続けている。増加する運行本数に対応するため、ユーラシア地域の鉄道物流企業も輸送力の強化やデジタルサービスの提供に取り組んでおり、価格競争力の確保にも努めている」と語った。

 グロム氏によると、同社が今年1~6月に輸送したコンテナ貨物は前年同期比50%増の33万6500TEU(20フィートコンテナ換算)。中でも5月は6万1500TEUとなり、創業以来の月間最高記録を更新した。

 同社のデータによると、中国から欧州への輸送貨物は3年前、電子製品や機械製品、自動車部品が全体の8割を占めたが、今年1~6月は4割に縮小した。一方で、プラスチックやゴム、ガラスなど化学工業製品の輸送量が大幅に拡大したほか、医療衛生用品も増加傾向にあり、輸送する貨物は多様化している。

 欧州から中国への貨物量も増え続けている。グロム氏は「われわれも顧客にビジネスソリューションを提供している。中国への復路便のコンテナにはベラルーシやロシアの農産物を積み、カザフスタン経由で中国に輸出している」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News