【8月18日 CGTN Japanese】中国東部沿海地区の江蘇省(Jiangsu)では、7月20日から現在までの間に、新型コロナウイルス感染症の国内感染者60人余りが退院しました。国家中医薬管理局は、今回の感染拡大が始まってから、中医学の専門家を南京市に派遣し、感染の予防・抑制と治療の指導を行いました。

 国家中医薬管理局の新型コロナウイルス感染症予防・抑制活動専門家チームの張忠徳(Zhang zhongde)副チーム長は、雲南省(Yunnan)、広東省(Guangdong)、江蘇省でデルタ株によって引き起こされた感染拡大の救急・治療指導業務に参加しました。張氏によりますと、中医学の専門家による研究・討論の結果、今回の感染拡大は相変わらず中医学の「感染症」の範囲に属しているとのことです。

 中医薬は、今回の感染拡大において、4カ月の乳児から90代の高齢者までの予防、救急治療、退院後のリハビリ治療に関与しました。4カ月の乳児は、中医薬の煎じ薬を服用したところ、症状が明らかに改善されました。

 重症・重篤の救急治療において、中医学と西洋医学の併用は、病源遮断、死亡率減少の面で非常に良い役割を果たしました。広東省では5月以降、中医学と中医学・西洋医学の併用による治療を受けた患者は156人で、患者全体の93.4%を占め、とても良い効果がみられました。

 いま、中国各地で中医薬の予防介入が普及しています。湖北省(Hubei)枝江市(Zhijiang)では毎日、煎じ薬約6000袋を医療従事者や隔離措置を受けている人に無料で届けています。湖南省(Hunan)張家界市(Zhangjiajie)中医医院がこれまでに感染対策の第一線に送った26万袋余りの中医薬の予防煎じ薬は高い効果を発揮しているとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News