【8月18日 Xinhua News】中国の火星探査機「天問1号（Tianwen-1）」が5月15日に火星への着陸に成功して以降、8月15日までに探査車「祝融号（Zhurong）」の稼働日数が90火星日（1火星日は約24時間39分35秒）、移動距離が889メートルに達した。搭載された全ての機器が稼働し、約10ギガバイト（GB）のデータを得て、巡回探査の任務を予定通り完了した。

「祝融号」の状態は良好で、安定した走行を続けており、エネルギーも十分ある。今後、火星のユートピア平原南部に位置するかつての海洋と陸地の境界域に向かい、開拓の任務を遂行する。(c)Xinhua News/AFPBB News