【8月18日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)でプレーするクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が17日、スペイン1部リーグの古巣レアル・マドリード(Real Madrid)への復帰など、自身の移籍をめぐる報道を「失礼」だと非難した。

 ロナウドに関してはこの夏、いくつもの移籍のうわさが出ており、レアルの他にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)へ代理人が売り込みをかけたという報道や、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が関心を持っていたが、この夏の補強からは手を引き、FCバルセロナ(FC Barcelona)を退団したリオネル・メッシ(Lionel Messi)を迎え入れたという報道が出ている。

 しかしロナウドはインスタグラム(Instagram)で、「レアル・マドリードでの自分のストーリーはすでに書き終わっている」とコメント。移籍の報道は自分に対しても、「うわさに出たクラブや所属選手、スタッフ」に対しても「失礼」だと話した。

「自分に関するニュースや記事が頻繁に出ていて、さまざまなリーグの多くのクラブの名前が挙がっているが、真実を見つけ出そうという人間は誰一人としていない」

「今までは黙っていたが、このあたりで、自分の名前を使って遊ぶのは許せないと言っておきたい。今のキャリアと自分の仕事に集中しているし、向き合うべき課題に対して全力で準備している」

 その一方でロナウドは、ユベントス退団は考えていないと明言することもしなかった。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)新監督は、クラブが4度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇をもたらしたロナウドの復帰を考えていないことを明かし、「クリスティアーノはレアルのレジェンドだし、私も大好きで尊重している。しかし獲得を考えたことはない。チームは前を見ている」と話している。(c)AFP