【8月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は437万427人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億783万8740人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 16日には世界全体で新たに8388人の死亡と63万6698人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1180人。次いでロシア(805人)、米国(684人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに62万2321人が死亡、3688万8978人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は56万9492人、感染者数は2037万8570人。以降はインド(死者43万2079人、感染者3225万679人)、メキシコ(死者24万8652人、感染者310万8438人)、ペルー(死者19万7487人、感染者213万4365人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの599人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(296人)、チェコ(284人)、ブラジル(268人)、北マケドニア(267人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が140万8312人(感染4215万6184人)、欧州が122万3973人(感染6085万6194人)、アジアが73万2695人(感染4767万385人)、米国・カナダが64万9023人(感染3834万2003人)、アフリカが18万4472人(感染729万4257人)、中東が17万375人(感染1141万9102人)、オセアニアが1577人(感染10万617人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP