【8月17日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2021)は16日、男子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-4、6-4でリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)を下し、2回戦に駒を進めた。

 けがに悩まされ、ツアーでプレーするのは3回戦に進出したウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)以来となったマレーは、今回は予選からの勝ち上がりを余儀なくされたガスケに対して14本のサービスエースをたたき込んだほか、ブレークにも3度成功するなどし、2時間足らずで勝利を収めた。

 マレーとガスケは長年のライバル関係を築いており、初対決は15年前にさかのぼる。今回は2019年の同大会以来の対戦で、マレーは通算戦績を9勝4敗に更新した。

 ウェスタン&サザンオープンでは優勝2回、準優勝1回を誇るマレーは、「いいプレーができたと思う。ハードコートでシングルスの試合をするのは久々だったが、かなりよく動けた」と満足感を示し、「数年前(2019年)に彼と対戦したときより、動きに自信があったのは確か」と話した。

「チャンスがあるときはラリーの主導権を取れていたし、いい試合ができた」