アフガン選手、東京パラ不参加 国内情勢が影響
発信地:東京
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【8月17日 AFP】国際パラリンピック委員会(IPC)は16日、アフガニスタン国内の政治情勢の深刻化を受け、来週開幕する東京パラリンピックに同国選手が出場できなくなったと発表した。
20年にわたり戦争が続いていたアフガニスタンでは、旧支配勢力タリバン(Taliban)が勝利宣言したばかりで、選手らは国外へ出られない状況となっている。
アフガニスタン選手団では、ザキア・クダダディ(Zakia Khudadadi)とホサイン・ラスリ(Hossain Rasouli)の2選手が東京パラリンピックに出場する予定だった。
23歳のクダダディは、アフガニスタン初の女子パラリンピック選手になるとみられていた。(c)AFP