【8月16日 CGTN Japanese】中国国家衛生健康委員会の公式サイトによりますと、8月15日、全国で確認されている新型コロナの現存感染者は計1938人(うち重症者70人)で、疑い例患者は1人でした。現在のところ、全国で感染の高リスク地区は河南省(Henan)鄭州市(Zhengzhou)、開封市(Kaifeng)、商丘市(Shangqiu)、駐馬店市(Zhumadian)、江蘇省(Jiangsu)揚州市(Yangzhou)、湖南省(Hunan)張家界市(Zhangjiajie)、雲南省(Yunnan)瑞麗市(Ruili)にある計29カ所の社区(コミュニティー)や街道(日本の「横丁」などに相当)、村です。また、中リスク地区は110カ所の社区や街道、村です。うち河南省には、高リスク地区が15カ所、中リスク地区が43カ所あります。同省は現状で、中国大陸部では高リスク地区が最も多く存在する省です。

 河南省は中国中部(黄河中下流)に位置しますが、同省では8月14日、地元で感染したと思われる新規感染者が5人確認されました。確認された無症状感染者は8人で、うち1人は国外で感染したとみられています。8月14日、河南省で確認されている現存の現地感染者は160人で、無症状感染者は7人でした。そして、15日には新たに確認された感染者はなく、無症状感染者で発症が確診された人は6人だったとのことです。

 また、今回の感染拡大の発生地だった南京市(Nanjing)では8月15日、高リスク地区と指定された場所はすべて解除され、市内に残る中リスク地区は4カ所とのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News