【8月16日 AFP】男子テニスで通算3度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇るアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が15日、今週開幕する全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)の前哨戦、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2021)で「ビッグ3」が欠場する影響を語った。

 ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)が第1シードを務める今大会は、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が休養中のため欠場。また、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)もけがのため不参加となる。

 ワイルドカード(主催者推薦)で出場するマレーは、少し妙な雰囲気だと話している。

 ウェスタン&サザンオープンで2度の優勝を誇るマレーは、「いつもと異なる風景だ。自分のキャリアのほとんどで彼らはそこにいた」と語った。「だが状況は変わりつつある。(トップの)選手がテニス(の進歩)に追い抜かれるのではなく、体が悲鳴をあげている」

「彼らがプレーしないときは、他の選手にとってタイトルを獲得する大きなチャンスとなる」

 夏に向けてギアを上げてきたマレーは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)で3回戦に進み、ジョー・ソールズベリー(Joe Salisbury)とのペアで男子ダブルスに出場した東京五輪では準々決勝まで勝ち残った。

 しかし五輪後に大腿(だいたい)四頭筋の断裂と診断され、またしても練習に遅れが生じており、今大会の予選勝者との1回戦がけが明けの最初のテストとなる。

「今後のことは体がどういう感覚かにかかっている」というマレーは、「ウィンブルドンと五輪の準備期間まではいい感じだった」と明かし、「だがそれからまたスローダウンしてしまった。ここでは良い感触であってほしい」と期待を口にした。 (c)AFP