【8月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は435万3003人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億674万4860人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 14日には世界全体で新たに8727人の死亡と55万5164人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1270人。次いでブラジル(926人)、ロシア(816人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに62万1253人が死亡、3664万481人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は56万8788人、感染者数は2035万142人。以降はインド(死者43万1225人、感染者3219万2576人)、メキシコ(死者24万8167人、感染者309万1971人)、ペルー(死者19万7340人、感染者213万2834人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの599人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(296人)、チェコ(284人)、ブラジル(268人)、北マケドニア(266人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が140万5788人(感染4206万7164人)、欧州が122万1156人(感染6059万7570人)、アジアが72万4930人(感染4734万9910人)、米国・カナダが64万7951人(感染3809万332人)、アフリカが18万2836人(感染724万783人)、中東が16万8803人(感染1130万283人)、オセアニアが1539人(感染9万8824人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP