【8月15日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2021)は14日、第1ステージの個人タイムトライアル(ブルゴス大聖堂からブルゴス大聖堂、7.1キロメートル)が行われ、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が区間優勝を果たし、3連覇に向けて好スタートを切った。

 184人中最後にスタートしたログリッチは8分32秒を記録。長く暫定首位を維持したアスタナ・プレミアテック(Astana-Premier Tech)のアレックス・アランブル(Alex Aranburu、スペイン)を6秒差の2位に抑えた。

 史上最年少でのグランツール完全制覇を目指すイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)は、総合優勝を争う最大のライバル、ログリッチと27秒差でフィニッシュしている。

 総合首位のレッドジャージーに袖を通したログリッチは、「美しいスタートだ。楽しめた」と振り返った。「心から満足しているし、結果をうれしく思う」 (c)AFP