【8月15日 AFP】テニス、ナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2021)は14日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)が6-3、6-4で第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)に勝利し、決勝に進出した。

 プリスコバはフルセットで勝利した7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)準決勝に続き、対サバレンカ戦連勝となった。

 今季初優勝を目指す決勝では、ジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)を6-3、3-6、6-1で退けたイタリアのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi)と対戦する。ジョルジとは東京五輪の3回戦でも当たり、そのときは敗れている。

 プリスコバは「また決勝に行けて素晴らしい気分」と話し、「きょうの自分は非常に安定していた」と続けた。

「勝つために必要なことをやった。頭を使って賢くプレーした。相手は少しミスが多かったが、きょうは自分のパフォーマンスにとても満足している」

 対するジョルジはこのところ好調で、これで直近19試合で15勝目。決勝ではWTA 1000大会初優勝を狙う。ジョルジは「この決勝進出の意味は大きい」と喜び、「決勝もまた素晴らしい試合になる。いつも通り自分のテニスをすることに集中している」とコメントした。(c)AFP