【8月15日 AFP】ラグビーの南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2021)が14日に開幕し、ニュージーランドが57-22でオーストラリアに勝利して白星スタートを切るとともに、両国の間で争う「ブレディスローカップ(Bledisloe Cup)」連覇を果たした。

 ニュージーランド・オークランド(Auckland)のイーデン・パーク(Eden Park)で行われた一戦は、タックルによって骨のきしむ音がスタジアムに響くような激しい肉弾戦となったが、合計8トライを挙げたオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)が対ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)戦では最多となる57得点を決めて大勝した。

 攻撃的なプレーで挑んできたオーストラリアにニュージーランドも真っ向からぶつかり、主審は前半途中にボールのないところでの小競り合いをやめるよう両チームに警告しなければならないほどだった。

 それでもニュージーランドは21-15とリードしてハーフタイムを迎えると、後半にも雨の降る中で5トライを追加するなどして大勝した。これでチームはブレディスローカップ19連覇を果たし、イーデン・パーク無敗を46試合に伸ばしている。(c)AFP