【8月14日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間13日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は433万3013人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億535万6020人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 12日には世界全体で新たに1万296人の死亡と70万6666人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1466人。次いでブラジル(1148人)、ロシア(815人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに61万9093人が死亡、3630万6917人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は56万6896人、感染者数は2028万5067人。以降はインド(死者43万254人、感染者3211万7826人)、メキシコ(死者24万6811人、感染者304万5571人)、ペルー(死者19万7209人、感染者213万18人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの598人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(296人)、チェコ(284人)、ブラジル(267人)、北マケドニア(265人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が140万1200人(感染4188万2168人)、欧州が121万8433人(感染6029万4995人)、アジアが71万7566人(感染4697万4119人)、米国・カナダが64万5782人(感染3775万3149人)、アフリカが18万994人(感染716万6244人)、中東が16万7528人(感染1118万8389人)、オセアニアが1510人(感染9万6962人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP