【8月13日 CGTN Japanese】中国国家航天局によりますと、有人宇宙船「神舟12号(Shenzhou-12)」により宇宙に送り込まれた宇宙飛行士3人は、中国の宇宙ステーション「天宮(Tiangong)」で、初となる磁気浮上実験施設の起動を行いました。

 聶海勝(Nie Haisheng)氏、劉伯明(Liu Boming)氏、湯洪波(Tang Hongbo)氏の3人は地球上空の低軌道上で、「天和(Tianhe)」と呼ばれるコアモジュールに、すでに2か月近く滞在しており、9月中旬には地球に帰還する予定です。今回のミッションで、多くの分野にわたる宇宙実験が予定されています。今回初起動となったのが、高レベルの微小重力実験チャンバーにおける磁気浮上実験台です。これは、高レベルの微小重力環境をつくるための重要な設備とされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News