【8月13日 Xinhua News】中国商務部国際貿易経済合作研究院はこのほど、「中国『一帯一路(Belt and Road)』の貿易投資発展報告2021」を発表した。新型コロナウイルス感染症が広がる中でも、中国と「一帯一路」沿線諸国の経済・貿易協力が進み、貿易規模が持続的に拡大し、対外投資も増加した。

 中国と「一帯一路」沿線諸国のモノ貿易額は2013年の1兆400億ドル(1ドル=約110円)から20年には1兆3500億ドルに増加した。中国のモノ貿易総額に占める割合も25・0%から29・1%まで上昇した。

 20年のサービス貿易額は844億7千万ドルだった。世界の海外直接投資(FDI)が前年比35%減少したものの、中国本土の投資家による「一帯一路」沿線58カ国への直接投資は186億1千万ドルに上り、中国のFDI総額に占める割合は前年比0・3ポイント上昇の14%となった。(c)Xinhua News/AFPBB News