【8月12日 AFP】東京五輪、テニス男子シングルスで金メダルを獲得したアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が11日、国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2020-21)ではプレーしない意向を明かした。

 東京五輪の準決勝で世界1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を下した24歳のズベレフは、決勝でロシア五輪委員会(ROC)から出場したカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)をストレートで退けて金メダルに輝いた。

 ズベレフはシーズン終了後は休息が必要だと強調。今年のデビスカップは11月25日から1週間の集中開催となり、ドイツを含む18チームが決勝ラウンドを戦う。

  独紙ビルト(Bild)に対しズベレフは、「自分はただの人間で休暇を必要としている。僕らは1月から10月までプレーするが、僕は11月にプレーしたくない」と話した。

 一方で将来的に再びデビスカップに参戦したいと話したズベレフは、その条件はシーズン中の週末に試合が組まれる旧方式に戻すことだと話した。

「ホームアドバンテージがあって、週末に試合がある旧フォーマットに戻り次第、自分もプレーする」 (c)AFP