【8月11日 AFP】陸上男子100メートルの元世界記録保持者リロイ・バレル(Leroy Burrell)氏の息子で、自身も短距離選手として大学時代に実績を残した米国のキャメロン・バレル(Cameron Burrell)選手が、26歳で死亡したことが分かった。

 リロイ氏は10日に「家族にとっては極めて悲しいことに、われわれの息子キャメロンが昨晩(9日夜)この世を去った」と発表。死因は明かさなかった。

 キャメロン選手は、リロイ氏がコーチを務めているヒューストン大学(University of Houston)の学生時代に陸上で活躍し、2018年に全米学生陸上選手権で100メートルのチャンピオンに輝くと、アンカーを務めた4×100メートルリレーでも母校を優勝に導いた。

 父親のリロイ氏は、1991年6月に当時の世界新記録となる9秒90をマーク。同じ年のうちに同胞のカール・ルイス(Carl Lewis)氏に破られたが、1994年に9秒85を出して再び世界新を更新すると、この記録は1996年まで破られなかった。(c)AFP