【8月11日 Xinhua News】中国のスマートフォンメーカー、小米集団(シャオミ、Xiaomi)が国内半導体チップメーカーへの出資を加速させている。今年に入ってから既に20社を超え、出資先は累計で60社以上に上る。

 企業情報サイト「天眼査」によると、傘下の投資ファンド「湖北小米長江産業基金」や創業者の雷軍(Lei Jun)氏が代表を務める投資コンサルティング会社「北京順為資本投資諮詢」などを含めたグループ全体で、人工知能(AI)チップやディスプレードライバーチップ、アナログチップ、センサーチップの開発などを手掛ける国内メーカー20社超への出資を実施した。半導体チップのエコシステム企業への出資も300社を超えている。

 これまでに出資した企業のうち、複数が上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」への上場を果たした。現在も複数の企業が新規株式公開(IPO)に向けた準備を進めているという。(c)Xinhua News/AFPBB News