【8月10日 CGTN Japanese】中国中小企業協会公式サイトの10日の発表によりますと、7月の中国中小企業発展指数(SMEDI)は先月と比べて0.2ポイント減って87.0となり、2019年の同じ時期を下回ったということです。

 同指数はこれで4カ月連続して下落し、中小企業の回復速度が鈍化していることを示しています。業界別で見ると、交通運輸や卸売り・小売り、社会サービス、ITなどの業界は先月と比べて0.3~0.4ポイント上昇し、工業や建築業、不動産業界などは0.5~0.6%下落しました。

 今年に入って以来、感染症対策と経済社会発展の統合的な推進を目指す政策は持続的に効果を挙げつつあり、、国民経済は安定的に回復しています。一方、原材料価格の高騰など世界的な不安定要素が増しており、中小企業の経営難の問題に関心を寄せるべきだとの指摘がなされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News