【8月10日 AFP】米国で五輪の独占放映権を持つNBCは9日、東京五輪の視聴者数は前回大会までと比べて減少したが、テレビ放送とインターネットのストリーミング配信での数字は高いものだったと強調した。

 NBCユニバーサル(NBCUniversal)によると、東京五輪の平均視聴者数は1550万人だった。

 この数字は2016年のリオデジャネイロ五輪と2018年の平昌冬季五輪を下回るものだが、同グループは、フェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)、インスタグラム(Instagram)などの公式SNSアカウントにおける総視聴時間は60億分、インプレッション数は29億回を記録したとして、「五輪史上最もストリーミングされた」大会だったとした。

 NBCスポーツ(NBC Sports)のピート・ベバクア(Pete Bevacqua)会長は、「メディアにおいて、17日間の五輪以上に強力なものはない」とし、「メディアと文化において五輪が持つ比類なき力を、われわれは改めて目撃した」と述べた。

 一方、ウェブサイトのスポーツ・メディア・ウオッチ(Sports Media Watch)は、東京大会の視聴者数はリオ大会と比べ、前週の時点で42パーセント減少し、過去最低のレベルだと伝えた。

 米のメディア専門教育研究機関ポインター・インスティチュート(Poynter Institute)でコラムニストを務めるトム・ジョーンズ(Tom Jones)氏は、視聴者数が減少した要因は複数あると示唆し、東京と米国で約半日の時差があることを一因として挙げている。(c)AFP