【8月14日 CGTN Japanese】中国税関総署が発表したデータによりますと、今年1～7月の中国の貨物貿易輸出入総額は21兆3400億元（約363兆円）に上り、前年同期比24.5％増加し、2019年と比べると22.3％増加しました。そのうち、輸出は11兆6600億元（約198兆3000億円）で、前年同期比24.5%増加し、2019年と比べると23％増加しました。輸入は前年同期比24.4%増の9兆6800億元（約164兆6000億円）で、2019年の同じ時期と比べて21.4%増えました。貿易黒字は前年同期比24.8%増の1兆9800億元（約33兆6700億円）に上りました。

　また、国・地域別でみますと、東南アジア諸国連合（ASEAN）、欧州連合（EU）、米国など主要貿易パートナーへの輸出入はいずれも増加しており、1～7月、中国とASEANの貿易総額は24.6%増え、3兆1200億元（約53兆円）となり、ASEANは引き続き中国最大の貿易パートナーをキープしました。EUは第2位の貿易パートナーで、EUとの貿易総額は23.4%増の2兆9600億元（約50兆3千億円）でした。日本は第4位の貿易パートナーで、日本との貿易総額は1兆7387億元（約29兆6千億円）でした。「一帯一路」沿線諸国に対する輸出入額は25.5%増の6兆3000億元（約107兆円）となりました。

　そのうち、民間企業の輸出入の伸び率が最も高く、割合が高まりました。1～7月、民間企業の輸出入額は10兆2300億元（約174兆円）で、31%増加し、対外貿易総額の47.9%を占め、前年同期比2.4ポイント上昇したということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News