【8月9日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のグリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)に所属するWRデビン・ファンチェス(Devin Funchess)が8日、アジア人差別的な発言とジェスチャーをしたことを謝罪した。

 ファンチェスは7日の練習後の取材で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策でマスクをしている人は笑っているかどうか分かりづらいと話し、その中でアジア人を中傷するような言葉とジェスチャーを使った。

 ファンチェスは翌朝のツイッター(Twitter)で「昨晩、自分が使った失礼な言葉を謝罪する。良くないものだった」と話した。

「プライベートでも仕事でも、自分はアジア人コミュニティーと深い関係を築きながら育ってきた。傷つけるつもりはなかったし、自分を知っている人なら、自分があらゆる文化と人を尊重し、愛しているのが分かるはずだ」

「このことを教訓にして、人間として成長していきたい。一生申し訳なく思う」

 ファンチェスは新型コロナの感染拡大を理由に、ここ2シーズンはほとんどNFLの試合に出場していなかったが、今季はチームに復帰し、練習で力強いプレーを見せていた。NFLでは通算62試合に出場して164レシーブで2265ヤードを獲得し、21タッチダウンレシーブを決めている。(c)AFP