【8月9日 AFP】東京五輪の閉会式が行われた8日、仏パリではエッフェル塔(Eiffel Tower)の下で多くの人がその様子を見つめ、2024年大会の開催地としての地位を祝った。

 2週間の戦いのハイライトが大型ビジョンで流れる中、22歳の女性は「夜に働いていて、今回の五輪はほとんど見られなかったから、最高の瞬間がまた見られるのはうれしい」と話した。

 パリの様子は、厳しい新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の下、ほとんどの会場が無観客で行われた東京五輪と比べると非常に対照的だった。東京五輪を戦い、この日パリの特設会場に姿を見せた柔道男子のテディ・リネール(Teddy Riner)は「感情の部分で、会場が満員で、応援の声があった2012年と2016年の大会を思い出した。とても温かかった」と話した。

 東京五輪に出場した選手も、パリ五輪に思いをはせている。先月23日の開会式で旗手を務めた体操男子のサミル・アイ・サイド(Samir Ait Said)は、「みんなの姿を見られて心が温かくなった。普段と少し違う五輪を終えたばかりだから」と話し、「気持ちは10倍盛り上がる。今はけがをしているが、すぐにでも練習に行きたい気分だ」と続けた。

 パリ五輪大会組織委員会のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長は、「現時点ですべての指標が順調だ」と準備が予定通り進んでいることを強調している。(c)AFP