【8月8日 AFP】オーストラリア北東部で泳いでいた男性がワニにかまれ、友人に救出される出来事があった。男性と友人は入院しており、快方に向かっている。

 クイーンズランド(Queensland)州当局は同州ケアンズ(Cairns)で報道陣に対し、男性は6日午後にヨーク岬半島(Cape York Peninsula)沿いの「クロコダイル海域」で泳いでいた際に襲われたとみられると話した。

 当局によると、一緒に泳いでいた友人が男性の救出を試みて負傷した。男性を襲ったイリエワニの体長は、最長2.5メートルだった可能性があるという。

 救助された男性は頭部と胸部、腕を大きく負傷した。友人の男性は両腕に切り傷を負った。

 現地メディアは、2人は軍人で、襲われる前は海で泳いでいたと報じた。

 2人の容体は安定しているが、クイーンズランド州当局者によれば、襲われた男性は間一髪で助かったという。「男性が生きてきょうここでこの話をできることは非常に運が良かったと思う」 (c)AFP