【8月9日 AFP】反体制派が支配するシリア北西部イドリブ(Idlib)県ビンニシュ(Binnish)で、首都ダマスカス郊外の東グータ(Eastern Ghouta)から来た人たちが、定番のあんずジュース「カマルアルディン(Qamar al-Din)」用の乾燥あんずペーストを生産している。

 内戦で東グータでの生産が難しくなったため、最近になって生産の拠点はイドリブに移った。東グータ特産のカマルアルディン用あんずペーストは基本的に輸出向けだが、断食月ラマダン(Ramadan)の日没後の食事「イフタール(Iftar)」には欠かせないものとなっている。

 映像は6月21日撮影。(c)AFP