歴史は繰り返す、南アが終盤のPGでライオンズ下す シリーズ勝ち越し
発信地:ケープタウン/南アフリカ
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【8月8日 AFP】ラグビーテストマッチが7日に行われ、世界王者の南アフリカは19-16でブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)に勝利。終了間際のモーン・ステイン(Morne Steyn)のペナルティーゴール(PG)が決勝点となり、通算2勝1敗でシリーズを制した。
2009年の両者の対戦でも、終盤に自陣からのPGを決めて勝利をもたらしていた37歳のステインは、SOハンドレ・ポラード(Handre Pollard)との交代で残り15分で投入されると、直後に勝ち越しのPGを成功させた。
対するライオンズも、けがのダン・ビガー(Dan Biggar)に代わって試合序盤に投入されていたフィン・ラッセル(Finn Russell)が、残り5分でこの日3本目となる同点PGを決めたが、緊迫感が高まる中で迎えた終了1分前、PGのチャンスを得た南アフリカはステインがこれを落ち着いて成功させて競り勝った。
ステインが代表のジャージーを着るのは2016年以来で、これで代表での得点数を67試合で742点に伸ばしている。(c)AFP