【8月8日 AFP】東京五輪は7日、サッカー男子決勝が行われ、ブラジルは延長戦で途中出場のマウコム(Malcom Filipe Silva de Oliveira)が決勝点を奪い、スペインを2-1で退け、2大会連続で金メダルに輝いた。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が主将を務めた2016年のリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得しているブラジルは、2002年日韓W杯で通算5度目の世界王者に輝いた横浜の地で、五輪連覇を果たした史上5番目のチームになった。

 ブラジルは前半、リシャルリソン(Richarlison)がPKをクロスバーの上に外したものの、ハーフタイム前にマテウス・クーニャ(Matheus Cunha)の得点で先制した。

 迎えた後半、スペインは61分にミケル・オヤルサバル(Mikel Oyarzabal)のボレーで同点に追いつくと、試合は1-1のまま、今大会の決勝トーナメント8試合で5度目となる延長戦に突入。

 そして108分、ブラジルはアントニー(Antony Matheus dos Santos)からのロングボールを受けたマウコムがヘスス・バジェホ(Jesus Vallejo)を振り切り、スペインのゴールを守るウナイ・シモン(Unai Simon)から決勝点を挙げ、チームに栄冠をもたらした。(c)AFP