【8月7日 AFP】男子テニス、シティ・オープン(Citi Open 2021)は6日、シングルス準々決勝が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)は6-3、7-5で大会第14シードのロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)を下し、2年以上ぶりのツアー4強入りを果たした。

 このところ準々決勝で6連敗中だった錦織だが、この日は前日にラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破った世界50位のハリスを撃破。3月に行われたドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2021)のベスト8で敗れた相手だったが、雪辱を果たした。

 錦織が準決勝で戦うのは、2019年4月のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2019)以来で、決勝に進出すれば、最後にタイトルを獲得した同年1月のブリスベン国際(Brisbane International 2019)後では初となる。

 現在世界ランキング67位の錦織は次戦、デニス・クドラ(Denis Kudla)とマッケンジー・マクドナルド(MacKenzie McDonald)の米国勢対決の勝者と、決勝進出を懸けて激突する。

 もう一方の準決勝は、ワイルドカード(主催者推薦)のジェンソン・ブルックスビー(Jenson Brooksby、米国)と第5シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)の顔合わせとなった。(c)AFP