【8月7日 CGTN Japanese】東京五輪卓球女子団体決勝戦が日本時間5日午後7時半から東京体育館で行われました。中国チームは日本チームを3-0で破って優勝し、この種目での五輪4連覇を達成しました。日本チームは銀メダルを獲得しました。

 第1ゲームはダブルスで、陳夢(Chen Meng)/王曼昱(Wang Manyu)のペアと石川佳純(Kasumi Ishikawa)/平野美宇(Miu Hirano)ペアとの対戦で、中国側は3-1で勝利しました。第2ゲームのシングルスでは孫穎莎(Sun Yingsha)と伊藤美誠(Mima Ito)が対戦し、孫穎莎が3-1で勝利しました。第3ゲームのシングルスでは、王曼昱が3-0で平野美宇を破りました。中国チームは最終的に、3-0で金メダルを獲得しました。

 試合前に取材に応じた孫穎莎は伊藤美誠との試合について、「伊藤美誠との対戦では毎回、多くの収穫がある。難しい試合への準備も十分で、今日改めて競い合い、改めて全く新しい挑戦をする」と述べました。

 孫穎莎は試合後に、ソーシャルメディアへの投稿で、中国の卓球チームやコーチ、チームメートに感謝した以外にも、次のように記しました。「初のオリンピック体験は正式に完結した。今日の試合もいつものように、心から堪能した」「パリ五輪の準備はすぐに始まる。私は引き続き成長して、もっと強くもっとすごい自分に変身したい」

 女子団体戦での優勝の後、大いに注目された言葉があります。「私たちは今、劉詩雯(Liu Shiwen)を忘れてはいけない。劉詩雯は今大会で金メダルを獲得できなかったが、彼女もあらゆる努力をしてきた」です。これは解説者の言葉でした。劉詩雯は7月26日の卓球・混合ダブルスの試合を終えた直後に女子団体戦の準備を始めましたが、肘の古傷の影響が発生し、団体戦への出場をやむを得ず断念しました。王曼昱は劉詩雯の代わりに出場しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News