【8月8日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)アルタイ地区コクトカイ(富蘊)県可可托海鎮から約17キロ離れた山間部、地下136メートルの場所に水力発電所が建てられている。

 1950年代、同鎮では鉱物の採掘事業が拡大していたが、それにより電力不足が顕在化し、水力エネルギーを利用した発電所の建設が急務となった。58年、地下136メートル地点で発電所の建設が始まり、66年に竣工、翌年に稼働した。

 かつてにぎわいを見せた鉱山は姿を変え、今では同鎮の新たな人気観光スポットとなった。水力発電所は、鉱山への電力供給という役目は終えたが、今でも変わらず人々の生活を支えるインフラとして機能している。(c)Xinhua News/AFPBB News