【8月6日 AFP】東京五輪は6日、ゴルフ女子第3ラウンドが霞ヶ関カンツリー倶楽部(Kasumigaseki Country Club、パー71)で行われ、世界ランキング1位のネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)がスコアを二つ伸ばし、首位の座をキープした。

 前日のように9アンダーの猛チャージとはいかなかったコルダだが、当初のスケジュールよりも早い時間に開始されることになった7日の最終日を2位と3打差で迎えることになった。

 台風が上陸する前に全72ホールを完了させるべく、コルダは午前8時18分に最終日のラウンドをスタートすることになった。

 しかし、万が一7日か8日に最終ラウンドを完了させられなければ、54ホールを終えて通算15アンダー「198」で首位に立っているコルダが優勝扱いとなる。

 インドの23歳アディティ・アショク(Aditi Ashok)は同12アンダーで2位につけており、2016年のリオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得したニュージーランドのリディア・コー(Lydia Ko)ら3位タイで並ぶ4選手に2打差をつけている。

 今大会の男子では、松山英樹(Hideki Matsuyama)がプレーオフの末に銅メダルを逃しており、同じ日本人選手で現在3位タイにつける稲見萌寧(Mone Inami)にはメダル獲得の期待が高まっている。

 他の日本勢では、スコアを四つ伸ばした畑岡奈紗(Nasa Hataoka)が同8アンダーで7位タイにつけており、フィリピン国籍で出場している笹生優花(Yuka Saso)も同じくスコアを四つ伸ばし、通算4アンダーで20位タイとなっている。(c)AFP